結構使える簡易オシロスコープ JYE Tech WAVE2

はじめに

電子工作をすると稀に波形を確認したいことがある.電圧計や電流計を持っている人はいても,オシロスコープを持っている人はほとんどいない.

稀にしか使わないものに数十万円する本格的なオシロスコープはいらない.一般的な形のオシロスコープに絞って Amazon で探すと安くても 3 万円前後.1ch で簡易的なものになると 4 千円前後から選択肢がある.

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この 1ch の簡易的なものは Amazon 上に複数あるが,おそらくはそれらはファームウェアをアップデートできない JYE Tech DSO150 のコピー品.趣味で稀に使う程度の用途としてはコピー品で十分だと思いつつ,なんとなく 2ch 欲しいよねということで WAVE2 を買った.秋月電子で 1 万円程度.商品への直リンクは NG らしいので通販コードは K-14979.

この WAVE2 はネット上に情報がほとんど無いので,ファームウェアアップデートの方法と簡単な機能説明をする.

ファームウェアアップデート

古いファームウェアは謎の再起動バグなどがあるので,何はともあれファームウェアをアップデートする.必要なものは次の通り.USB シリアル変換も秋月で購入.複数選択肢があるのでお好みで.

1) 説明書通り WAVE2 と モジュールを接続する.

2) ピン 11 とピン 12,ピン 13 とピン 14 をそれぞれショートする.

3) USB シリアル変換モジュール経由で WAVE2 と PC を接続した後,WAVE2 の電源を入れる.

4) Flash Bootloader Demonstrator を画像の通りに設定して WAVE2 に接続する.

5) エラー無く接続できたら適当にウィザードを進める.

6) Target に「STM32F1_Med-density_128K」を選択して次へ.

7) 「Download to device」でファームウェアの HEX ファイルを指定し,画像の通り設定.Next で進むとアップデートが始まる.

8) アップデートが完了したら WAVE2 の電源を落とし,USBシリアルも抜線したら作業完了.

簡単な機能紹介

WAVE2 は中央のダイアルと 4 つのボタンで操作する.画面が感圧式タッチパネルになっており,付属のタッチペンでも操作できる.画面サイズは 4cm(H)x5cm(W) 程度と小さめ.通常のオシロスコープ相当の操作性を求める人や,大きい画面がいいと言う人は 3 万円前後のエントリーモデルを買ったほうが良いかもしれない.

信号の時間変化を表示する Y-T Mode,2ch それぞれの信号を X 軸と Y 軸に表示する Y-X Modeの 2 種類の表示ができ,簡素なファンクションジェネレーター機能も備えている.本格的なオシロスコープに比べて設定項目は非常に簡素だが,ホビー用途や簡単な実験程度なら十分に使える.

電源は本体下面にあるUSBポートから給電する.USBポートが下面にあるために立てて使うことができないのはマイナスポイント.オプションのバッテリーを利用すれば簡単な改造で内蔵電源化できる.

Y-T Mode

YouTube の適当な動画で 200Hz を表示した.縦軸 1 目盛あたり 0.5V,横軸 1 目盛あたり 1msで設定している.普通に使える.

Y-X Mode

キノコを表示してみた.デジタルオシロスコープなので細かい部分がドットになったり,うまく表示できてない部分がある.1 万円でこのクオリティなら十分.

Signal Generator Mode

信号は下面のピンから出力される.Sine 波,矩形波,のこぎり波,階段波の 4 種類の波形を発生させることができる.周波数やデューティ比などのパラメータも設定できる.波形を表示していると周期的にウェブサイトをアピールしてくるのはマイナスポイント.

おわりに

あまり精度の高い測定はしていないけれど,趣味程度で使う分には十分な性能だった.1ch だけで良いなら DSO150 でも十分.

迷ったらこんな感じで選ぶと良いかも.

★ 1ch で安く済ませたい人は DSO150 の組み立てキットかコピー品.(3,240円〜)

★ 1ch で良いけどファームウェアのバグが心配な人は DSO150.(3,240円〜)

★ 簡易的でいいけど 2ch 欲しいという人は WAVE2.(9,560円)

★ 操作性や大きめの画面サイズを求める人は適当なエントリーモデル.(3万円前後〜)

WAVE2 ではここまできれいに表示できないけれど,眺めるだけでも楽しいので 2ch おすすめ!

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