はじめに
結構前に光造形式3Dプリンタほしいなと思って Photon M3 ポチっておいたものの,なんやかんやで放置している間に 6K やら 12K やらわけわからんレベルの高解像度プリンタも一般人が買えるレベルになってきていて技術の進歩の早さが身にしみる今日この頃.
光造形方式ではレジンの二次硬化作業が必須で,二次硬化機は小さいものでもそれなりにお値段お高め.置く場所も無いし,二次硬化機は買わないでとりあえず太陽信仰で頑張ろうと思っていた.確かに太陽光でも十分すぎるほど強力な紫外線で二次硬化させることもできたが,やや強力すぎるかもしれない.
今回はダイソーで売ってるUVライトをベースにコンパクトな二次硬化機を作る.改造は自己責任でどうぞ.
材料
ネジや工具類は省略.LED ライトから取り出した電源モジュールのカバーは自作.
- UV-LEDライト(330円税込) x2個
- 適当な箱(110円税込) x1個
- 多分使ってるのは 13.7×13.7×10.5cm の箱
- アルミテープ(100円税込) x1個
- 自作した電源モジュールカバー x1個
- 多分あとで気が向いたら公開するかも
- たまたま持ってたスイッチ x1個
- 多分使ってるのはこれ(秋月電子:スライドスイッチ 2回路2接点 パネル用)
作る
ダイソーの UV ライトの回路はこんな感じ.LED たくさん書くの面倒なので一部省略.
よく見る常時点灯改造では,Q1 のドレンとソースをショートさせてタイマー IC によるゲート制御を無効化している.せっかくなのでここに ON/OFF 用にスイッチを割り込ませる.
LED 基盤を移植して 12 灯化.
ダイソー製 UV ライトはただでさえ光量弱めなのにLED 増やしてしまったので,ちょうど使われていなかった R2 に抵抗も移植して3並列化.ほんの気持ち程度に電流量を増やす.
箱の中をアルミテープでピカピカにしたら,適当に配線してこんな感じ.
終わりに
市販の二次硬化機には劣ると思うけど1000円程度の工作でうまく行けば儲けもん.しばらくコレ使ってみる.ダメそうなら電源モジュール交換して電流量もっと増やせば多少マシになるかもしれない.
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