はじめに
今回は駆動系を含むペンプロッタ本体を作る.長くなりそうなのでペンが上下する部分は次回以降に回す.

正直言ってしまえば,ゼロから組み上げるよりもAmazonで売っている2万円くらいの適当なCNCマシンをベースに好みの改造した方がトータルコストは安く抑えられる.自分でゼロから作るメリットは,既製品の制約にとらわれない自由な描画エリアの確保,設計を熟知していることで実現可能な規格外に自由度の高いカスタマイズ性などなど.そしてなにより自分でゼロから組み上げたものを動かす楽しみはプライスレス.それこそがDIYの醍醐味だからね.
材料
- 適当な板
- この板の上にペンプロッタの構成部品を載せていく.サイズはお好みでどうぞ.
- 今回使ったのはダイソー MDF(300mmx600mmx6mm M-5).
- ペンプロッタフレーム
- そのうちDMM.makeに上げる.
- かつては日本国内の3DプリントサービスはDMM.makeがパイオニアだと思っていたけど,最近あまりプロモーションしてないような?YouTuberたちの影響でJLC3DPの方がメジャーになりつつある?かなしい.
- スライドレール250mmx2
- Y軸方向用のスライドレール.
- この長さで構築すると今回用意した板から若干はみ出るが動作には支障ない.
- スライドレール300mmx1
- X軸方向用のスライドレール.今回用意した板だと300mmくらいが適正サイズ.
- ボールベアリングx2(20個入x2)
- 使うのは24個.プーリー1つに対して2つのベアリングを圧入する.
- ベルトx2
- 付属のプーリも使う
- 適当なボルトセット
- ちょっと長めのボルトM4x28mm
- 適当なローレットナットセット
- リミットスイッチ
- 適当なワッシャー
- 木ネジとか適当なセルフタップできそうなネジ
- MFDとペンプロッタフレームの固定に使う
- スチールプレート
- 描画エリアに敷いておくスチールプレート.
- 紙をマグネットで抑えて置けるようになるのでおすすめ.
他にもなにかあったような気もするけど,とりあえずこんなところ.
組み立て
細かい説明するのが面倒なので画像生成で適当にいい感じの説明画像を作りたかったけどイマイチだったので,適当な画像と簡単な説明を並べておく.もしも万が一需要があればコメントあれば考える(かも.
XY軸
次の通りXY軸をを組み立てる.


X軸のリニアレールは下からナット留めしたほうがいい(セルフタッピングでもある程度問題無いかもしれないが念の為).
ヘッドにネジ止めする2枚の黄色い板はベルトを固定するための部品になっている.比較的頻繁に着脱する部分なので,青いヘッド部品にローレットナットを挿入しておくことをおすすめする.
プーリー
プーリはベアリング2つを圧入して使う.

片側6個,左右合わせて12個のプーリーが必要になる.プーリーを1つだけ設置している部分は,2段プーリーの上下どちらかに高さを合わせる.この図では奥から,2段,下,下,上,上にプーリーを配置する.反対側のY軸上ではプーリーの上下を反転させる.

リミットスイッチ
Y軸はここ.

X軸は下側からここにリミットスイッチを設置する.

ベルト
ベルトを張るとこんな感じ.構成は基本的なCoreXYなので,緑と赤のラインが左右対称になるように上下二段のプーリーをそれぞれ一周すればOK.

おわりに
今回は300x600の板を使ったが,3Dパーツを小分けにしているのでリニアレールの長さ,板の大きさ,ベルトの長さなどに合わせて,大きさは自由に実装できるようにしてある.自分で実装する場合は入手可能な部品にあわせてお好みの大きさでどうぞ.これで基本的な構成は完成.

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