ZABBIX でサーバ監視その2 クライアント設定編

はじめに

前回は ZABBIX サーバを構築したので,今回はクライアント監視できるよう設定を行います.

クライアントの監視にはエージェントを使う方法と使わない方法がありますが,今回はエージェントを使って監視する設定を行います.

エージェントを使って監視する

構築環境

最近の構築環境は CentOS8 が多め.

$ cat /etc/centos-release
CentOS Linux release 8.3.2011

エージェントインストール

サーバ構築手順からエージェントインストール部分だけを実施する.

$ sudo rpm -Uvh https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/rhel/8/x86_64/zabbix-release-5.0-1.el8.noarch.rpm
$ sudo dnf clean all

エージェントは 2 種類ありますが,今回は Zabbix agent 2 をインストールします.

18 Agent vs agent 2 comparison [Zabbix Documentation 5.2]
$ dnf info zabbix-agent zabbix-agent2
 利用可能なパッケージ
 名前         : zabbix-agent
 バージョン   : 5.0.10
 リリース     : 1.el8
 Arch         : x86_64
 サイズ       : 469 k
 ソース       : zabbix-5.0.10-1.el8.src.rpm
 リポジトリー : zabbix
 概要         : Old Zabbix Agent
 URL          : http://www.zabbix.com/
 ライセンス   : GPLv2+
 説明         : Old implementation of zabbix agent.
              : To be installed on monitored systems.

 名前         : zabbix-agent2
 バージョン   : 5.0.10
 リリース     : 1.el8
 Arch         : x86_64
 サイズ       : 5.8 M
 ソース       : zabbix-5.0.10-1.el8.src.rpm
 リポジトリー : zabbix
 概要         : New Zabbix Agent
 URL          : http://www.zabbix.com/
 ライセンス   : GPLv2+
 説明         : New implementation of zabbix agent.
              : To be installed on monitored systems.
$ sudo dnf install zabbix-agent2

エージェントの設定

監視対象はサーバ側でホストの追加を行うことで追加できますが,監視対象が多い場合は個別に追加するのは非常に手間がかかります.今回は自動的にホストを追加できるよう設定します.

3 Zabbixエージェント(UNIX) [Zabbix Documentation 2.2]
2 Active agent autoregistration [Zabbix Documentation 5.0]

次のように設定ファイルを変更します.HostMetadata には自動登録時に使う文字列を設定します.

$ diff /etc/zabbix/zabbix_agent2.conf.org /etc/zabbix/zabbix_agent2.conf
80c80
< Server=127.0.0.1
---
> Server=${zabbixサーバのIPアドレス}      # ZABBIXサーバのIPアドレス
120c120
< ServerActive=127.0.0.1
---
>ServerActive=${zabbixサーバのIPアドレス} # アクティブチェック用のZABBIXサーバのIPアドレス
131c131
< Hostname=Zabbix server
---
> #Hostname=Zabbix server                 # ホスト名から設定できるようコメントアウト
139c139
< # HostnameItem=system.hostname
---
> HostnameItem=system.hostname            # ZABBXIに登録するホスト名
150c150
< # HostMetadata=
---
> HostMetadata=Linux ${secret code}       # 自動登録用の文字列

サービスを起動して自動起動を有効化します.

$ sudo systemctl start zabbix-agent2.service 
$ sudo systemctl enable zabbix-agent2.service 

サーバの設定

サーバに自動登録アクションを設定しておくことで,サーバで個別の監視対象を追加する手間を省くことができます.

Configuration > Actions を開いて,「Autoregistation actions」からアクションを作成します.プルダウンメニューがわかりにくい...

エージェントで設定した HostMetadata を使ってホスト追加時の条件を設定します.

自動登録時に設定するグループやテンプレートなどを指定します.

後はしばらく待てば自動的にホストが追加されます.

おわりに

今回はエージェントを使った監視対象の追加方法を紹介しました.これでエージェントの設定をするだけで自動的に監視対象が追加されるようになりました.もしもうまく設定ができない場合はファイアウォールの設定を確認してみてください.

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