はじめに
今更だけどインサートナットを使いたいと思ったので,その備忘.
材料
インサートナットを使ってみる
インサートナットにはツルツルの部分とギザギザの部分がある.3D モデルを作る際は,このツルツル部分の外形に合わせて下穴を用意しておくといい.
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印刷物には多少の誤差があるので適当なリーマーがあると便利.タミヤのリーマーはキャップ部分の固定方法がOリングになっているけど,できればネジ式の方がうれしいかも.
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ヒートセットインサートというインサートナットを熱圧入するはんだごてのアダプタを使うと便利.
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さらにはんだごてを真っ直ぐ動かすためのなにかがあると便利.私の場合はミニボール盤にはんだごてを固定するアダプタを作ってこんな感じ.
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準備は万事.あとはインサートナットを熱圧入するだけ.PLA だと 320 度くらいで,じんわりと圧入するのが良さそう.
あまり隅っこに下穴を開けるとインサートナットを保持するための肉がなくなってしまうので,最低でも 4mm くらいは周囲に肉をつけておく必要がありそう.
おわりに
文明の利器を乱用したおかげで初回の割にはうまいこと圧入できた.治具の改良と作業慣れが進めばもうちょい加工精度は良くなりそう.
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